品質の高さと美しいデザインのステーキナイフ「アシンメトリー」で知られる龍泉刃物から、折り畳めるステーキナイフが登場しています。
福井県越前市に本拠を置く龍泉刃物は、越前打刃物の伝統を受け継ぎ、高品質な包丁やステーキナイフを手掛けているメーカーです。現・星のや東京総料理長である浜田統之シェフからの依頼を端緒に制作された同社のステーキナイフは、2013年のボキューズ・ドール国際料理コンクールにおいて浜田シェフ率いる日本チームが持ち込み、その切れ味から多くの審査員が持ち帰ったというエピソードも生んでいます。
新作となる「フォールディングステーキナイフ カラーズ SK07」は、持ち出しやすい折り畳み式のステーキナイフです。ライナーロック機構を備えており、オープン時に刃がロックされるため、安心して使用できます。また、刃を下にして立てても刃がテーブルに当たらないよう考慮されています。
デザインや材質は既存モデルの「カラーズ SK04」(こちらは非折り畳み)から踏襲しており、一般的なステーキナイフのイメージとは異なるシャープなラインが特徴的。寸法はクローズ時・約115ミリ、オープン時・約206ミリ。刃長は約90ミリ(刃渡り約88ミリ)となっています。レザーケースも付属し、コンパクトに携帯できます。
鋼材はVG10とVG2を使用した70層のダマスカス鋼を使用しています。鍛造と磨きで刃に現れるダマスカス模様の凹凸が刃先にまで入ることで、切れ味に大きな効果をもたらしているそうです。また、刃付けは片刃で、これは一部の日本刀に見られる「片切刃造り」の再現とのこと。食材に当たるだけでは切れにくいという安全性を保ちつつ、引けば滑らかに切れます。
ハンドル材はアルマイトされたアルミ。「SK04」では刀の鍔をイメージしたオリジナルデザインのネジを採用していますが、「SK07」のグリップにも同様のネジ頭が見えます。
ハンドルにカラーバリエーションがあり、テーブルウェアとしては比較的明るい色がある点は前作「SK04」から踏襲しています。内訳は以下の5色。
- コーラル・レッド
- シャンパン・ゴールド
- アーバン・ブラック
- サファイア・ブルー
- ノーブル・シルバー
牛革のレザーケースは、上から3色までが赤いステッチ、残り2色は青いステッチのものが付属となります。
「フォールディングステーキナイフ カラーズ SK07」は龍泉刃物直営店、公式オンラインストアで発売中。価格は36200円税別(39820円税込)。
[龍泉刃物公式オンラインショップ(フォールディングステーキナイフ カラーズ SK07)]
[龍泉刃物(フォールディングステーキナイフ カラーズ SK07)]