2021/10/09

ThruNite新作『TS2 Self-rescue Light』スマホ充電可能なバッテリー入りのポータブルランタン

2009年設立の中国フラッシュライトメーカー ThruNiteの新作として、小型のLEDランタンが登場しています。

※Amazon

「TS2」は樹脂製の円筒ボディと先端に突出したドーム状のシェードを持つLEDランタンです。サイズは31×103ミリ、重量105グラム。

電源は専用の21700リチウムイオンバッテリーで、USB-Cポートを備えています。LED、ドーム型シェード、スイッチが一体となったユニットは直接バッテリーのUSB-Cポートに接続されており、バッテリーケースとなる残りのボディ部分は内部のマグネットで他の部分に固定されます。

明るさとランタイムは

  • High 118ルーメン(11時間)
  • Medium 40ルーメン(30時間)
  • Low 5ルーメン(180時間)
  • SOS 118ルーメン(20時間)

となっています。

ボディ底部には2箇所のストラップホールがあり、さらに付属のカラビナフックを磁力で装着することもでき、バッグや衣服などにぶら下げておけます。

付属の21700バッテリーは21.7×77.2ミリというサイズで、容量は5000mAh、USB-Cポートからの充放電が可能です。上部にはインジケーターランプがあり、付近にあるボタンを3秒長押しすると、残量を25・50・75・100%の区切りで知らせてくれます。また、バッテリー充電中は点滅、フル充電で常時点灯します。放電時にも点灯し、残量なし(放電終了)で消灯します。充電サイクルは500回ほどとなっています。

付属の充電ケーブルは3股で、充電側はそれぞれLightning型、USB-C、Micro USBになっており、バッテリーから様々な電子機器へ充電ができます(LightningはMFi認証ではないですが)。反対側(放電側)はUSB-A変換コネクタの付いたUSB-Cになっています。

構造上、防水性が期待できないのが不安ですが、モバイルバッテリーとして使える21700バッテリーにプラスαの機能が付くと考えるべきかもしれません。また、コンセプトが似た製品としてNITECOREの「21700 Intelligent Battery System」が2020年に発売されていますが、「TS2」はバッテリーケースとスイッチがあることでLEDランタンとして使いやすく、パワーバンクとしてはバッテリーにUSB-Cポートが実装済みなのが利点です。

価格は29.95ドル。当記事作成時、国内Amazonでは3695円、さらに20%OFFのクーポンが配布されていました。

[ThruNite(TS2 Self-rescue Light)]