SKBの今年の新作筆記具が、輸入元のインターアクトよりMakuake経由で紹介されています。
SKBは、日本統治時代に荒川五郎氏によって創業された緑屋文具店を前身とする台湾の老舗文房具ブランドです。「SKB」とは「Smooth、Knowing、Beauty」を意味しています。文具店は台湾人の盧榮火氏によって引き継がれ、海外製のペンや部品の輸入・組み立て・販売を行い、59年には最初のオリジナルの万年筆である「830」が発売されています。60年代には日本の製造機械と技術を導入し、独自にペン先の生産も行っていたようです。(参考:SKB 關於我們、Marie Claire台湾版)
今回輸入される「SKB チェンジアブルシリーズ アクションペン」は、今年(2021年)初頭に発売された同ブランドの新作で、型番は「RS-306ST」です。
ペンの特徴は、パーツを組み替えることで、万年筆、ローラーボール、両者のデスクペンという4つの形態をとれる点です。
本体の組み換えパーツは、
- 胴軸
- 万年筆の首軸
- ローラーボールの首軸
- 尾栓
- デスクペン用のロングテール
- クリップ付きのキャップ
- デスクペン時のキャップ
- デスクペン用台座
で構成されており、胴軸を中心にしてその他のパーツを組み替えることで形態を変更します。
この他の付属品として、ローラーボールリフィルとスクリュータイプのコンバーターが付いています。ローラーボールリフィルはSKB純正のR-60水性インクリフィルで、筆記幅は0.5ミリ。万年筆用のインクカートリッジは付属しませんが、ヨーロッパタイプが使用可能、純正品も存在します。
万年筆のニブはドイツ・シュミット製によるOEM品で、「SKB」の刻印があります。筆記幅はEFのみの模様。
軸の素材はアルマイトされたアルミ。胴軸と2種のキャップにカラーバリエーションがあり、グリーン、ブルー、ブラウンの3色から選べます。その他の軸部品はゴールドメッキです。デスクペン用の台座部は安定性を考慮してか真鍮製となっています。
SKBは国内ではインターアクト株式会社が正規輸入代理店となっており、「チェンジアブルシリーズ アクションペン」の国内小売価格は12000円税別/13200円税込となるようです。今回のMakuakeプロジェクトでの早割では、一本の場合で30%OFFとなる9240円から購入可能です。
またこの他に、純正インクカートリッジ(青または黒、10本入り)と純正ローラーボールリフィルも応援購入が可能で、それぞれ550円税込となっています。
[Makuake(【DIYで4WAY】万年筆とボールペンを一つに。使うほど愛着が湧き書きも味 抜群)]
[SKB]
※記事作成時、ご紹介の製品は一般発売前