2021/02/13

五十嵐プライヤーからキャンプ向けのプライヤーが登場『Campdrunk』

プライヤー/ペンチの製造一筋の五十嵐プライヤーからキャンプに適したプライヤーが登場、Makuakeにて成功を収めています。


「Campdrunk(キャンプドランク)」は、設立から80年以上の歴史を持つ国産プライヤーメーカー  株式会社五十嵐プライヤーが送る日本製キャンプギアであり、基本的には小型のウォーターポンププライヤーです。
キャンプの際、プライヤーやペンチ、あるいはヤットコの類があると、熱された鉄板などを持ち上げたりするのに便利ですが、「Campdrunk」ではそうした野外活動での用途をメインに据えています。

主な使用シーンとしては、
  • 鉄板やスキレットなどの熱を持った調理器具の保持
  • 蓋開け
  • ナットの締めつけなど、道具のメンテナンス
  • 枝を折る/炭を割る
  • ペグを引き抜く
などが想定されています。

本体全長は約130ミリと、この種の製品としてはコンパクトな部類ですが、ウォーターポンププライヤーの特性として、顎の開口範囲を調節することで、厚い物でも安定して掴むことができます。「Campdrunk」の場合、支点を4段階にスライドでき、最大で16ミリのものを平行に保持できるとしています。
材質はS55C炭素鋼。重量は75グラムです。

本体に「IPS GR-125」という刻印が確認できることから、「Campdrunk」のベースは、「溝つき ウォーターポンププライヤ」シリーズの最小モデル「GR-125」のようです。同社のカタログを見ると、「GR-125」でもツーリングやアウトドアでの利用が勧められていました。
「Campdrunk」との大きな違いは、「Campdrunk」では本体カラーがブラックであることと、グリップにラバーではなく牛本革を使用していることです。革の経年変化や手触り、馴染みが楽しめるなど、デザイン性や趣味性が高まっています。ちなみに同社では、レザーハンドルのニッパーやペンチも発売しています。

「Campdrunk」はMakuakeでローンチし、記事作成時500万円を超える応援購入を集めています。販売予定価格は3400円で、Makuakeプロジェクト内からの応援購入では割引で購入可能です。また、茶革グリップのMakuake限定モデルもあり、こちらは割引なしの場合は3600円となっています。