ロイヒトトゥルムとは
ロイヒトトゥルム社は、ドイツはザクセン・アンハルト州にて1917年に創業したKABE出版社を起源とする歴史ある文具メーカーです。
2005年から同社が展開しているノートコレクション「ロイヒトトゥルム1917」は、現在は株式会社平和堂が日本総代理店となり、バレットジャーナルへの注目もあって、国内高級文具売り場で見かけることも多くなっています。
新製品「ドレグリフル」
今年6月に発表された「Drehgriffel Nr. 1(ドレグリフル)」は同ブランドによるボールペンで、1920年代に存在したペンのリバイバルのようです。
六角軸と長めに取られたシャープな口金部分が特徴の鉛筆型デザインで、ペン先の出し入れは軸の後端(天冠)をひねる繰り出し式を採用しています。内部にスプリング入りで、スムーズにペン先をしまえるようです。長さは13センチ。
ペンの名称は、"ひねること"や"回転"を意味する「Dreh」と、スタイラス(つまり尖筆)を意味する「Griffel」の合成です。また、Nr.1(No.1)はボールペンを表すようですが、現在のところ他のタイプの筆記具は出ていません。(追記:2022年、シャープペンシルタイプとなる「Nr.2」が登場しました)
軸素材にはアルミと真鍮を使用しています。リフィルはパーカータイプ(G2リフィル)です。
通常モデルのカラバリはホワイト、パウダー、ベリーニ、レッド、イエロー、セージ、ノルディックブルー、デニム、ブラックの全9色(下記インスタ画像)。いずれも口金の根本と天冠が白系で統一されています。
上記9色は国内文具店でも発売中。価格は各色3300円となっています。
また、この他のコレクションとして、「MONOCLE」全4色、「Rising
Colours」全3色があり、いずれも同名のノートブックコレクションに対応したカラーとなっています。こちらは今のところ国内未発売の模様です。