IWIは、30年以上に渡り、欧米ブランドの高級筆記具の製造を行ってきたノウハウを活かして、2015年よりデザイン性の高いオリジナル製品を製造している台湾文具ブランドです。近年は日本国内でも万年筆を中心に販売され、認知度を高めています。
今回、国内発売される「tool Hex（ツールヘックス）」は、鉛筆のようなシンプルデザインが特徴のゲルインクボールペンです。
軸はアルマイトされたアルミ製。クリップは付いていませんが、六角軸でデスク上での転がりを防ぎ、筆記時に握りやすくしています。また、先端は削った鉛筆のような（カランダッシュのボールペンのような）造形です。ペン先はノック式で出し入れします。
カラバリはまだ詳細不明ですが、ソフトピンク、ピュアブルー、マッドグレイ、ブロンズブラックなどの全10色。このうち4種はノックボタンと口金がローズゴールド風、5種はブラック、1種はゴールドとなっており、いずれも良いアクセントになっています。
本製品はあまりネット上に情報がありませんでしたが、公式サイトなどの画像を見ると、先端から口金が軸色と同色だったり、鉛筆削りで削られたようにアルミの肌が露出していたりしており、国内発売の製品と異なっています。そのため、今回発売される製品は国内仕様、または新仕様なのかもしれません。
リフィルにはパーカータイプが対応し、初期装填はゲルインク。IWI扱いのパーカータイプリフィルは既にゲルインク版と油性インク版が国内でも入手可能で、いずれも樹脂製、筆記幅はゲルインクが0.5ミリ、油性が0.7ミリとなっています。リフィルはどちらも2本入り330円。
ユニークな点として、台形の透明樹脂製パッケージはルーラーとして機能します。目盛りはcm、inch、1:50スケール、1:100スケールの4つが付いています。
「ツールヘックス」は、2020年9月7日発売で、価格は1100円です。
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| https://www.iwic.com/toolhexより ※今回発売の仕様とは異なります。 |
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