2019/01/24

風情があるナイフっていいですね『フジナイフ』

日本製フォールディングナイフ フジナイフのクラウドファンディングが成功を収めています。



フジナイフは肥後守の故郷と言える兵庫県三木市、小野市の職人が作るコンパクトな折りたたみナイフです。
ブレードのロック機構はなく、炭素鋼の刃には親指で押さえるための「チキリ」がついており、ハンドルは真鍮板を折り曲げたシンプルなもので、肥後守と同じ構成になっています。
特徴として、刃を閉じた状態での横からの眺めに遊び心があります。まずハンドル表面に松が掘られ、ハンドルの形状は波の形になっており、さらに刃の峰が雪化粧をした富士山を模しています。これらによって、三保の松原の情景が浮世絵のような雰囲気で表現されています。また、ハンドルの切り欠きは栓抜きとしても機能します。
ハンドルの真鍮は無加工の地肌なので、経年変化も楽しめます。鋼材は白二鋼。

フジナイフの製造は小野市の合同会社シーラカンス食堂と、三木市の三寿ゞ刃物製作所が共同であたり、シーラカンス食堂による「MUJUN」ブランドで販売されます。一般販売予定価格は富士山の標高にちなんで3776円となっています。
また、このプロジェクトはMakuakeでのクラウドファンディングとしてローンチし、目標額の3倍となる180万円以上の支援を集めています。当記事作成時点では、フジナイフ一本が5%OFFとなる3,587円コース(限定なし)の他、フジナイフ一本(15%OFF)に加えてKING社の荒砥・中砥・仕上砥石3点がセットになった9,109円コースなどがまだ支援可能でした。

[ジャパニーズナイフのてっぺんを目指す!富士山をモチーフにしたフジナイフを世界へ!(Makuake)]