2018/11/19

レザーマンのウェアラブルなツールウォッチ TREAD TEMPOに小型モデル『TREAD TEMPO LT』

LEATHERMANのTREAD TEMPOに、一回り小型のモデル TREAD TEMPO LTが追加されています。

http://www.leatherman-japan.com/prod.php?prod_id=489 より

TREAD TEMPOはレザーマンのブレスレットタイプのマルチツールを腕時計化した製品で、新たに発売となったTREAD TEMPO LTは、さらに小型軽量となったモデルです。時計のないTREADにはすでに小型モデルが出ていましたが、時計付きは遅れての登場となりました。

TEMPO LTの時計を除いたツール総数は28で、通常のTEMPOの30よりも減っていますが、内訳ではドライバーサイズなどの増減があるため、単純比較はできません。
公式サイトで機能の内容を比べると、トルクスドライバー(#20, #25)やボックスレンチ(12ミリ)、ヤスリ、本体のリンク調整用ドライバーがなくなった一方、酸素ボンベレンチが追加され、六角ドライバー(3/16, 1/4インチ)が増えています

具体的な機能は以下
  • マイナスドライバー 5種 (3/32”, 1/8”, 3/16", 1/4", 5/16")
  • プラスドライバー 1種
  • 六角ドライバー(六角棒レンチ) 6種 (3mm, 4mm, 5mm, 6mm, 3/16", 1/4")
  • トルクスドライバー 2種 (#27, #30)
  • ポジドライバー 2種 (#1, #2)
  • スクエアドライバー
  • セーフティーカッター
  • ボックスレンチ 6種 (3/8", 6mm, 7mm, 8mm, 10mm, 11mm)
  • 栓抜き
  • ガラスブレーカー(タングステンカーバイト)
  • 1/4” ソケットアダプター
  • 酸素ボンベレンチ


LTの時計本体はデイト表示ありの三針で、針とインデックスは蓄光仕様。ムーブメントはスイス製クオーツ(多分RONDA)です。逆回転防止ベゼルを備え、防水性能は20気圧となっています。ケース素材はブレスレットと同じ17-4ステンレスを使用し、ラグ部はツール使用時のトルクにも耐える設計になっています。
ケースの直径は42ミリで、ブレスレット部の幅は18ミリとなっており、腕時計としてはまだそれなりに大きなものですが、通常タイプのデカさ(49ミリ-22ミリ)と比べるとかなり落ち着いています。
ただし、通常のTEMPOでは時計裏にリンク調整用マイナスドライバー兼ヤスリが収まっていましたが、LTではなくなっているようです。

LEATHERMAN TREAD TEMPO LTは、希望小売価格68000円税別で、カラーは現在シルバーのみ(ブラックも出るのかは不明)。記事作成時、公式オンラインストアにて数量限定先行発売となっています。また、レザーマンジャパン正規品の保証期間は、ブレスレット部が通常のツールと同じく25年、時計部は2年となっています。

ところで、このTEMPO LTは米国の本家レザーマンサイトには見当たらないので、日本向けのモデルだったりするのでしょうか?海外でもこのサイズの需要はありそうですね。

[レザーマンツールジャパン株式会社]
[レザーマンツールジャパン株式会社(TREAD TEMPO LT)]
参考[LEATHERMAN TREAD TEMPO (英語)]

※記事作成時、LTは下記ショップに入荷なし
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