2017/01/06

2016年に紹介したクラウドファンディングモノ

明けましておめでとうございます。
当ブログもどうにか年を越すことができました。皆様に感謝。

本記事では去年紹介したクラウドファンディングのプロジェクトを古い順に振り返ってみようかと思います。
本当は暮れにやるべきでしたが、明けましたw すんませんホントに。

※インスタの埋め込み画像多めにつき、重いページになっています。ご注意。
※紹介した記事は執筆時点で支援募集中だったものです。





BIG IDEA DESIGNからLEDライト付きチタンクリップ
TPC(Titanium Pocket Clip)はその名の通りチタン製のクリップです。折り返し部がドライバービットの穴になっています。 キーリングにつけておけば、ポケットやベルトループに引っ掛けられて便利…ってだけならそれほど珍しくないEDCグッズ。このTPCは、スリムなデザインにLEDライト機能を搭載しているのがミソでした。
プロジェクト 成功 1,106人の支援で$49,243を集めました。




使うリフィルを選ばないペン BIG IDEA DESIGN Ti Arto
同じくBIG IDEA DESIGNによるチタン製筆記具。アダプターなどの追加部品無しで、既存の各社ボールペン替え芯を使用可能。その数実に200種以上。構造は鉛筆補助軸や、あるいはピンバイスみたいなものになっています。近いアイデアでこういうのも出ましたね。
プロジェクト成功 3,064人の支援で $212,751を集めました。





酒好きの友 1up proが再ローンチ
栓抜きメインの一体型マルチツール。あらゆる飲み物の蓋を開けまくります。「pro」はさらにレンチやドライバーなどの機能が加わりました。
プロジェクト 成功  181人の支援で $4,564を集めました。




TOOL ARC ビットを選べるポケットマルチツール
二つのドライバービットを格納でき、中心部の円形パーツを回すことで、それぞれの先端を差し入れできるTOOL ARC。ビットが交互に出たり入ったりする様子は面白く、癖になりそうです。レンチや波刃など、もちろん他の機能も付いてます。機能数15。
プロジェクト 成功  136人の支援者により $5,130を集めました。





TOOLMAN The Claw ラチェット機能付きのワンピースツール
一体型のマルチツールが数ある中、新機軸を打ち出すのは難しいことだと思いますが、Clawは面白いアイデアでした。レンチ部の歯の形が考えられており、ラチェットレンチのような使い方が可能な一枚板ツールです。しかし、Indiegogoのプロジェクトは目標達成ならず。KICKSTARTERで再度挑戦中も望み薄です。切ねえ…。
プロジェクト 失敗(Indiegogo)
プロジェクト ライブKICKSTARTER→残念ながら目標達成できず



by Outsmarting Technologies LLC
GRIPsher  ビットツールをグリップできるキャリー向けマルチツール
小さなプライヤー付きマルチツール、、、は特に珍しくはありません。GRIPsherは、プライヤーノーズとは反対のハンドル側にもモノを掴む機能が付いています。ここにドライバービットなどを嚙ませることができ、機能の拡張が可能。緑の部分は高耐久ナイロン素材です。個人的に最もグッときたツールでした。
プロジェクト 成功 1,019人の支援により $50,788を集めました。
 




Tactica Talon 複合素材を使用した軽量なポケットツール
謎の(?)複合素材を採用することにより、未来ガジェット感のあるフォルムを手に入れたマルチツール。先端にドライバービットを差し込むことができ、ワンピースに近い構造ながら、ビットを本体内に格納することも可能。重量もチタンより40%も軽量だそうです。結構大きな成功をおさめました。軽いし、かっこいいしね。
プロジェクト 成功 8,775人の支援により$578,975を集めました。




スライド式マルチツール Kopis Designs The STK Multi-Tool STKはSliding Tool & Knifeの略。カッターナイフのように本体内にブレードが仕込まれており、フレームの板ばね部がブレードのロックを行います。出し入れは片手でスムーズに可能。裏にはクリップ付きでマネークリップにもなります。刃物以外の機能はそれほど多くなく、ちょっと変わったポケットナイフって感じでしょうか。ワンピースバージョンとも言えるThe RIFTも合わせてローンチしました。
プロジェクト 成功 159人の支援により$26,400を集めました。




回るEDCツール CUT(Centripetal Utility Tool) NCCKnives
ベアリングを仕込み、手の中で回せる楽しいEDCツール。
これのみ記事のアップ時点で目標達成していました。
金属を精密加工したコマや回るツールはいくつも登場しています。映画インセプションの影響?
プロジェクト 成功 27 人の支援により $3,228集めました。


 


No Image

ツカダのキークエストにルーペ付きモデル Key-Quest Eye
ラストは株式会社ツカダ発、大成功をおさめたKey-Questにルーペを付けたバージョンが、今も支援を募集中です。栓抜きとレンチがなくなったかわりにルーペが付き、シニアへのプレゼントに適しています。 
プロジェクト ライブ( 未来ショッピング


というわけで、以上が2016年に紹介したツール・ガジェットのクラウドファンディングでした。
今年はどんなモノが登場するか楽しみ。その一方で、成功後の製品たちが国内からでもより手に入りやすくなることを願いたいと思います。