2026/07/09

D1 Milano x Peter Tarka『The Impossible Watch』不可能なアートをウェアラブルな現実のデザインウォッチに

Kickstarterより

The Impossible Watch

 イタリアの「D1 Milano(ディーワン ミラノ)」が、3DアーティストのPeter Tarka(ピーター・タルカ)氏とコラボレーションした腕時計「The Impossible Watch(インポッシブル ウォッチ)」Kickstarterで発表しました。

 D1 Milanoは2013年にミラノで設立されたデザイン性重視の時計ブランドです。これまでにも多くのコラボレーションモデルを手がけてきましたが、今回のようにKickstarterプロジェクトを介する手法は時計の既存ブランドとしてはなかなか珍しい選択です。

 Peter Tarka氏も様々な有名企業とのコラボ実績を持つ3Dアーティストで、SNSでも高いフォロワー数を誇る人物です。本作はもともと、氏による「時計として成立し得ない」レンダリングアート(これ?Instagram)だったものを、実際に実用できるプロダクトへと落とし込んだ一本です。

 「The Impossible Watch」の文字盤には針の代わりに3つの回転ディスクが配置されており、それぞれが時・分・秒を表示します。ドットの位置で時刻を読み取る仕組みで、加えて右側には7つのドットからなる曜日表示(月曜から順に点灯)もあります。さらに、下部には時刻・日付をデジタル表示できる小さなLCD画面も備えており、ディスクの読み方に慣れなくても実用面で困ることはなさそうです。

 ケース、ブレスレットの素材はアルミ。もともとTarka氏はステンレスケースを想定していたそうですが、試作の結果重量が重すぎたために変更されました。これによりスチール比で約50パーセントの軽量化が図られたほか、アルマイト加工によるカラーバリエーション展開も可能になっています。

 風防にはブルーの反射防止コーティングを施したサファイアクリスタルを採用し、防水性能は50メートル。ムーブメントは独特なダイヤル配置を実現するため、このモデル専用に開発されたカスタム品です。

 カラーは4色展開で、ホワイトを基調とした「White Space」、オレンジのアクセントが入る「Orange Pulse」の2色が「Studio Editions」、ブラックボディにオレンジのアクセントが入る「Black Orbit」、グリーンのワントーンでまとめた「Green Dimension」の2色が「Color Editions」として区分されています。

 サイズはケース幅36ミリ×長さ46ミリ、厚さ約12.5ミリ。小売価格はStudio Editionsが495ドル、Color Editionsが545ドルを予定。

 


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