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| KICKSTARTERより |
The World's Tightest-Swing EDC Ratchet System
チタン素材のキャリーツールを手掛けるTitanerから、携帯性と実用性を両立したビット式ラチェットドライバーが登場しました。
本作はラチェット機構を内蔵した「コア」を中心とするシステムで、上下左右に長さを延長する「エクステンションバー」や、機能的なキャリーケースなどで構成されています。こうしたモジュール式ラチェットドライバーはすでにいくつもの中国ブランドから発売されていますが、本作はチタンの使用やケースの合理化、ラチェットのギアを細かくするなど、改良が図られています。
「コア」はかなりコンパクトで、横幅35ミリ、前後21ミリ、厚さ17.4ミリです。外装にはグレード5のチタンを使用し、重量は29.8グラムです。使用するビットは標準的な1/4インチ(6.35ミリ)。
ラチェット部の送り角はわずか4度(6.35ミリビット用ラチェットでは最小?)、つまりギア数90で、かなり限られたスペースでもラチェットを利用してネジを回せます。耐久性向上のため、回転方向の切り替えレバーは敢えて廃しており、締める/緩めるの変更は本体をひっくり返すことで行うと思われます。また、ギアの素材にはM390スチールが使用されています。
拡張パーツである「エクステンションバー」はフルセットの「Pro」に四本が付属。一本の長さは30ミリです。これらを「コア」に組み合わせることで、T字/L字/I字、またはラチェットなしのストレートドライバーに変更でき、高トルクをかけたり、使用場所に適した形状にできます。
また、後端に取り付けるベアリング入りの回転軸、「ジャイロスタビライザーキャップ」もあり、注射器持ちができるラチェットドライバーも作れます。さらには、このキャップを台座にして「コア」をクルクル回す卓上フィジェットトイにもなっちゃいます。
専用ケース「ヴォールト」は7075アルミからの削り出しで、サイズは84×25.95×23.5ミリ。この小ささにコア、エクステンションバー(×4)、ジャイロスタビライザーキャップ、ドライバービット(×12)が収まります。加えて、この「ヴォールト」自体を「コア」の大型ハンドルとして利用できます。
KICKSTARTERでのリワードは、ヴォールトに一式が収まったフルセット「Ratchet System Pro」と、コア+ドライバービット一本付属の「EDC Ratchet Basic」があります。希望小売価格はそれぞれ295ドル、178ドルとなっています。KICKSTARTERプロジェクトからは最大46パーセントの割引で入手可能。また、各拡張パーツも別売されるようです。
[KICKSTARTER(Titaner: The World's Tightest-Swing EDC Ratchet System)]
[TITANER]
