2025/07/29

米沿岸警備隊に納入されたナイフのデッドストックがCountyCommからお安く放出(日本ブランドが出してるやつに似てますな)

CountyCommより

FerroCore Survival Knife

米国公的機関へ装備品を設計・納入している「CountyComm(カウンティコム)」から、沿岸警備隊向けのシースナイフの余剰品が放出されています。(売り切れ)

「FerroCore Survival Knife」は、米国沿岸警備隊との契約に基づき、2008年にCountyCommが納入したサバイバルシースナイフです。よって、製造年は2007年~2008年となっています。製造(設計も?)はACME TEKなる企業が行っています。

ハンドルは樹脂とラバーを組み合わせたタイプで、グリップエンドを引き抜くと内蔵のフェロロッド(ファイヤースターター)が現れます。

シースは安価なモーラナイフのように樹脂一体型なので、海水などでも傷みにくく、ブレードの乾きも早くなりそうです。また、シース側面にはシャープナーが付いており、素早くナイフをタッチアップできる他、フェロロッドのストライカーとしても利用できるようです。

ブレードの鋼材は5Cr15MoV。先端がややドロップしており、刃は小刃(マイクロベベル)付きのグラインドです。背でフェロロッドをスパークできるかは不明(できそうだけど)。

ナイフ全長は約208ミリ、刃長は約101.6ミリ、刃厚は約2.54ミリ。重量は約89.3グラムとなっています。反射材入りストラップコード付き。

ハンドルのカラバリとしてブラックとオレンジの2種あり。ブラックはシースも黒系ですが、オレンジはグレー系のスモーククリアになっています。

価格はCountyComm公式サイトにてわずか18.8ドル。これは2008年当時の納入価格と同じとのこと。余剰品ですので在庫がなくなり次第終了となります、と書いてたら売り切れになりました(😅)

んが、ここまで触れずに紹介してきましたが、このナイフのデザインは日本のおしゃれキャンプギアブランド「スモア」が2023年から発売している「becco(ベッコ)」と同一のもので、製造元に関連があるのかもしれません。デザインが気になったらこちらを検討してみてもいいかも。


[CountyComm(FerroCore Survival Knife - NOS - ACME-TEK® ( 2 Variants ) Small Batch Early Launch!)]


※ご紹介の製品は国内販売なし

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