寂しいことに、今年も狂騒の万愚節が過ぎていきました。当ブログで紹介しているモノ関連の企業がやらかした愉快な悪ふざけから、印象的なものを独断で抽出してご紹介させていただきたく存じます。楽しい４月１日を提供してくれた各社の中の人々に感謝申し上げます。
去年のやつはこちら。
※以下はすべて2024年エイプリルフールネタにつき、そこんとこお願いしまスネ。
Überleben
ブッシュクラフトギアのウーバーリーベンは毎年ジョークとみせかけてホントに製品を作ってきますが、今年はカリンバ的な楽器「Kitzeln」をマジで製造した模様。ソロキャンで寂しくなってもすぐにアゲアゲで生きていけます。価格は16ドル（2500円）で公式サイトから購入可能。限定品です。
ZIPPO
ジッポーから長い歴史の中で初、左利き用モデルが発売。まあサウスポーネタはクラシックでホッとしますよネ笑
Knipex
掴みモノの名手、クニペックスが次に掴むのはまつ毛というわけでアイラッシュ「eyecandy」が登場しました。赤いハンドルがなかなかかわいい。
おたふく手袋
高品質作業手袋のおたふく手袋とオタフクソースがこらぼ。10ゲージ特紡軍手を改良したというオタフクソース専用ボトルケースをどうぞ。カラビナ付き。
Spydarco
スパイダルコからは折りたたみスポーク「SpyderSpork」が出ました。お馴染みの丸い穴が開いているので片手での開閉が簡単です。鋼材はマグナカットやLC200を折り込んだ豪華な "マグナカス" を無事に採用。使いやすいことでしょう。
Urban Armor Gear
Boker
独・ナイフブランドのボーカーからは「ボールヘッド・トライポッド・ナイフ」が誕生。グリップは三脚になり、ブレードはボールジョイントでグリグリ動きます（ｱﾌﾞﾈｯ）。でも木に刺してテーブルにするアイデアは一瞬良いと思った。
Ryobi Tools USA
電動工具のリョービの米国法人からは、18vバッテリーとブラシレスモーターを搭載したパワフルな「ブラシレスパワータンブラー」が発表。おそらく凍らせたり沸騰させたりすることも可能となっています。
The James Brand
TJBからはチタン製キーリング「The Reed」が"Less is more"の対極を行きます。名称は1985年の「ブレックファースト・クラブ」に登場する用務員 Carl Reedから来ているみたいです。
Nerf
みんな大好きスポンジ弾を発射するブラスタートイでお馴染み、ハズブロ社のナーフブランドから、パンを発射するトースターがきたる。普通にオシャレで良いですよね。
Vessel
ドライバーのベッセルからは期待に応えて野太い電動ドライバー「最強デンドラボール」が出ま………開発中。トルク、スピード、強度、大きさ、すべてが凄いようです。ご覧の通り両手持ち仕様。
NITEIZE
ナイトアイズも巨大化ネタ。色んなギアを吊るせる「ギアライン」にMega Max Plus XXLが加わってしまいました。付属の巨大Sビナー（実在）でチェーンソーやらゴルフクラブ、自転車などを吊るしてしまいました。$1,989.99。
Ka-Bar
ケーバー（Ka-Bar）からエネルギッシュな新ナイフ「エナジーバー（ENERGY-BAR）」が地球外技術とともに出現。ブレード部分がエネルギー体なのか実体なのかは不明。（ゲーム「HALO」のエナジーソードのパロです）
Klein Tools
工具メーカーのクラインからプライヤーの片側だけが発表。型番はAPR0401。なんなのかというと、昔、ラインマンが片側の壊れたプライヤーを持ってきたので、片側だけ作り直して修理→反対側も壊れたので作り直して修理→初代クラインプライヤー誕生！という逸話が元。
Knives Ship Free
米国のオンラインナイフショップ Knives Ship Free（名は体を表すショップ名…）は、使い所がないとは言い切れないポケットに深く差せるポケットクリップ最終進化系、「Deepest Carry Clip」を開陳。
Tactil Turn
タクタイルターンのボルトアクションペンは野菜だったことが判明。ダラスの同社農場で愛情込めて作られているそうで、普通に人参もできちゃうらしいです。このニンジン色のモデル、実際に購入できるオレンジカラーのG10製モデルです。
ちゅうわけで、見ていただきありがとうございました。
※記事作成時、ご紹介の製品は国内未発売。