2012年設立、バージニア州リッチモンドで様々な金属製キャリーグッズを製造するMachine Era(マシンエラ)より、新作の筆記具が登場しています。
基本的には2023年発売の「Field Pen | Click」に準じたデザインですが、一方でBIC(ビック)のロングセラーのシャーペン(仕様によって様々な名称で販売されている)からも影響を受けているらしく(インスタの公式コメントより)、人によっては懐かしさや馴染みを覚えるデザインとなっています。
芯出しは通常のノック式で、メカニズムにはシュミット社のDSM 2006が使用されています。先端と口金のクリアランスがタイトに設計されているので、ガタツキが抑えられています。製品には使用芯径が0.5ミリのユニットが付属します。
後部には消しゴムが露出しており、気兼ねなく使えるスタイルです。この消しゴムは三菱鉛筆製の「シャープ替え消しゴム N」を採用しており、交換も容易です。また、芯の補充は消しゴム(ノックボタンではなく)を外して行います。この補充方法は、元となったBICのシャープペンシルと同一です。
グリップ部は横溝が掘られ、隆起部はスクエア型にカットされています。また、グリップの一部分を平面にカットすることで、快適性と操作性を高めています。
軸素材として、チタン(6AL-4V )、真鍮、ステンレス(300系)が選択でき、いずれのモデルもクリップにはチタンが使用されます。チタン軸にはクリップをブルーアノダイズしたやや高級なバージョンもあります。
サイズは約132.1×9.5ミリ。重量はチタンモデルが約22.7グラム、真鍮とステンレスがいずれも約36.9グラムとなっています。
価格はチタン、真鍮、ステンレス軸のいずれも99ドル。チタン軸にブルーアノダイズクリップを合わせたモデルは110ドルとなります。現在はKICKSTARTER上でオーダーを受け付けており、お届けは2024年3月予定となっています。
[Machine Era (Machine Era | Pencil)]
[KICKSTARTER(Machine Era | Pencil)]※プレオーダーはこちらから