2020/09/19

TIMEX新作 旧作の復活がついにデジタルの領域に『TIMEX LCA』

TIMEX(タイメックス)が新作としてデジタルの旧製品をリイシューします。

https://www.timex.com/comingsoon/より

近年、自社の過去製品のデザインアーカイブを積極的に活用しているタイメックス、新作は80年代デジタルウォッチを元にした「TIMEX LCA」でした。
当記事作成時点でまだ詳細については明かされていませんが、オリジナルのモデルは1982年発売の「M-433」と思われ、これまでのアーカイブ製品と同じく、ケース、バンドの形状から見切り板(画面枠)の文字やロゴに至るまで、忠実に再現しているようです。

液晶画面は上部左寄りに液晶アナログ表示、右にモードなどが表示され、下部にはデジタルの時刻や曜日表示が配されており、まさにタイメックス版のセイコーデジボーグといった外観で、昭和レトロ感も味わえそうです。ちなみに、デジボーグは1980~81年頃に発売されています。
M-433の仕様に従えば、ケースとバンドはステンレス製。画面のモード表示から、デュアルタイム、アラーム、タイマー、ストップウォッチ機能が確認できます。

タイメックスは1979年発売のクオーツ式アナログウォッチ「Q」を復刻してヒットさせていますが、M-433も同ブランドの初期のクオーツ製品、つまり「Q」シリーズの系譜だったらしく、見切り板の12時位置には「Q」の文字をデジタル化したような意匠のロゴが配置されています。

詳細などは発表され次第追記したいと思います。

【追記】公式の製品ページができています。ケースはステンレス製で幅32.5ミリ。シルバー、ゴールドの2色あります。風防素材はミネラルガラスです。防水性は30m。電池は少し変則的なCR2412リチウム電池を使用するようです。「LCA」とはLiquid Crystal Analogの意。価格は各色149ドルです。[TIMEX(LCA)]

【追記2】2021年7月23日国内発売。[TIMEX(国内)(Q TIMEX Reissue Digital LCA ゴールド)]

[TIMEX(COMING SOON)]