2017年に登場した同じくポケットサイズのビットドライバー「Bit Bar」と比較して、「Ti EDS」はよりコンパクトでありながら、展開式のアームにより、さらに使いやすいツールになっています。
大きな特徴は展開式のアームとその展開機構です。長さ40ミリのアームを開くことで、本体の全長は133ミリ（先端のビット含む）となり、一般のドライバーに近い形状に変わります。
展開機構には折りたたみナイフで一般的なフレームロック機構が内蔵されており、開いた際にロックされます。また、アームにサムスタッドが付いているので、開閉はナイフのように片手で直感的に行うことが可能。ハンドルには携帯時に便利なポケットクリップも付き、デザイン的にもポケットナイフに近いものになっています。
ボディの背にはビット2つを収納できるスロットがあります。取り出し口の部分のスプリング入りのベアリングと、内蔵のマグネットにより、収納したビットは脱落することがなく、しかし取り出しやすいものになっています。
製品には1/4インチマイナスドライバー、2番サイズプラスドライバー、T8トルクスレンチの3種のビットツールが付属します。
本体はグレード5のチタン製。仕上げはストーンウォッシュです。また、細かなパーツにも金属を使用しており、樹脂製パーツは使われていません。ハンドルにはパラコードのランヤードが付いています。
Ti EDSはKICKSTARTERでローンチされ、目標額を達成済み。記事作成時、95ドルから入手できる早割は完売ですが、100ドルから入手可能な枠は残っています。お届けは2020年1月となる予定。世界送料無料。
また、一般小売時の価格は120ドルとなります。
[Ti EDS : Titanium Everyday Screwdriver（KICKSTARTER）]
[Big Idea Design]