2018/04/30

NITECOREから最大1000ルーメンのリップスティック型ランタンライト LR12

すでにFeedで触れていますが、ナイトコアの2in1ライト、LR12が登場しています。

http://flashlight.nitecore.com/product/lr12 より

LR12はランタンとフラッシュライトの機能を併せ持った、NITECOREのLEDライト新製品です。
ナイトコアはリップスティック型の2in1ライト LA10をすでに発売しており、こちらは2017年のグッドデザイン賞を受賞したことがまだ記憶に新しいと思います。新作のLR12も同じリップスティック構造ですが、ボディは大型化し、最大光束が大幅にアップした製品となっています。

LR12の最大の特徴は、本体を回すとリップスティックのようにディフューザーがせり上がってくる構造です。
ディフューザーの長さは自由に調節することができ、出した状態で点灯すれば光が拡散し、ランタンとして使用できます。完全にしまった状態で点灯させればフラッシュライトとなります。
前作のLA10はディフューザーの上面が密閉されたデザインでしたが、LR12では穴が通ったデザインとなっており、また、光源にはリフレクターが装備されています。そのため、ディフューザーをしまうと風防越しにLEDとリフレクターが出現し、より通常の懐中電灯らしい配光が得られると思われます。
リフレクタータイプはスムース、風防は反射防止コーティングの強化ミネラルガラスです。

光源にはCREE XP-L HD V6を使用し、最大光束1000ルーメンを発揮します。使用する電池はCR123リチウム2本、または18650リチウムイオン充電池1本のどちらかを選択できます。
オン/オフとモード切り替えはテールキャップで操作します。締めると点灯し、緩めると消灯、消灯後2秒以内に再点灯させるとモードが切り替わります。メモリー機能は無いため、2秒経過してからの再点灯時はLowモードからのスタートとなります。

以下は搭載されている点灯モードの明るさとランタイム。モード変更は上から下へ切り替わります。
  • Low 1ルーメン 900時間
  • Mid 60ルーメン 24時間
  • High 230ルーメン 6時間
  • Turbo 1000ルーメン 1時間(温度調節機能が働いて明るさが下がるまでの時間)
  • ビーコン 1000ルーメン 


本体は硬質アルマイト処理(HAIII)を施した航空機グレードのアルミで、防水性能はIPX8(2m防水)。テールキャップはフラットでマグネット付きのため、金属面に貼り付けたり、光源を上に向けて自立させることが可能。ストラップホールもあります。また、ストラップと予備のOリングが付属します。
寸法は長さ106.2、太さ26.9ミリです。単3一本で駆動するLA10(78.5*22.6)と比べると太く長くなっていますが、ハイモードとターボモードの明るさは頼もしいものになっています。

NITECOREからはこの他にも、ロータリースイッチをヘッドに搭載したライトや、ヘッドの角度が調節可能なL型ライトなどの新製品が追加されています。