2016/10/25

ガーバーから米国製マルチツール新製品 レザーマンと対決姿勢 Gerber Center-Drive

ガーバーがマルチツールの新製品を発表し、専用サイトを公開しています。
サイト内ではレザーマンの製品を名指しして比較しており、ガーバー渾身の製品のようです。



センタードライブは14の機能を持つプライヤー付きマルチツール。
機能の数としては特別多いわけではなく、むしろタフな作業ツールを残して、あとは削ぎ落としたものになっています(幸か不幸か栓抜きは残ってマス)。動画などを見ても、ゆるめの普段使いより、現場仕事に重点を置いているように見えます。

レザーマンとの比較動画(YouTube)→Gerber Center-Drive Multi-Tool Comparison

特筆される機能はビット式ドライバーで、ハンドルを閉じたまま素早く展開可能。ビットはレザーマンのような薄くしたものではなく、一般的なフルサイズの1/4インチ(6.35mm)ビットを使用可能です。
また、ドライバーの軸は曲線を描いており、ドライバーの回転軸とツール本体の中心線を近くしたことで 、作業がしやすくなっています。
他社のマルチツールで、重心が偏る位置にあるドライバーに使い難さを感じたことがある方には、なかなか魅力のあるアイデアではないでしょうか。サイト内ではレザーマンのウェーブが比較対象にされちゃってます。

メインブレードはドライバーと同じくハンドル外側からアクセス可。競合製品より30パーセント大型であるとしています。サイトではレザーマンOHTのブレードと比較しています。力を入れる際の親指サポートもあり。

プライヤーはスライド式で片手で出すことができ、スプリング内蔵のため、そのまま片手作業ができます。

また、米国内生産であることもアピールしています。

専用サイトからはガーバーの意気込みが伝わってきます。ガーバーはマルチツール分野でも一定の評価を得ている(と思われる)わけですが、ここからさらなる支持を獲得できるのか興味深いところです。

[Gerber Center-Drive]
[Gerber] 

国内でも並行品が販売されています。
※楽天


Amazonで検索「Gerber Center Drive」
楽天で検索「Gerber Center Drive」