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| Opinelより |
néo6
フランスの老舗刃物メーカー Opinel（オピネル）のポケットナイフに新作「néo6」が追加されます。シンプルな機構でこれまで以上にピクニックなどに適したナイフとなっています。
同社のポケットナイフというと、ボルスター部（ブレード付け根）の金具「ヴィロブロック」を操作することでブレードのロックが行えるのが特徴ですが、今年の新作「néo6」は敢えてヴィロブロックを廃しており、替わりに「opiflex®」が組み込まれています。
この「opiflex®（オピフレックス）」とは、ボルスターの一部を切り抜いて板バネとして機能させることで、いわゆるスリップジョイントと同じ効果を生む機構のようです。これにより、ブレードに常にテンションが掛かり、オープン/クローズ時の状態を保持できます。刃のロック機構がないため、開閉が直感的に素早く行える他、国・地域によっては法的に携帯しやすくなる効果も狙っているものと思われます。ちなみに、すでにロック無しの折りたたみオピネルはありますが（No.5以下のモデル）、「ヴィロブロック」も「オピフレックス」もいずれも搭載されていません。
デザインはオピネル伝統のものを引き継いでいますが、ブレード先端はある程度丸められた安全型となっています。鋼材はステンレスで硬度は55～57HRC。ハンドルはもちろん木製で、ブラックウォルナット、オリーブ、黒檀の3種が選べます。また、グリップ後端にソングホール（ストラップホール）があり、レザーストラップが付いています。
サイズは「No.6」とほぼ同じで、刃長は70ミリ（No.6は72ミリ）、ハンドルは95ミリです。
価格はブラックウォルナットが25ユーロ、オリーブウッドが30ユーロ、黒檀が60ユーロ。フランス製。いずれ国内でも代理店のハイマウントより発売されるものと思われます。
[Opinel（néo6）]