uniball ZENTO特設サイトより |
uniball ZENTO
三菱鉛筆の新作筆記具「ZENTO」が発表されました。
「ZENTO(ゼント)」は三菱鉛筆が開発に6年をかけたという新水性インクを搭載したボールペンです。スタンダードなモデルはすでに海外で発売されていたようですが、新たに高級モデルを加えて日本国内で新発売となります。店頭販売は2025年2月3日より順次開始。
新開発のZENTOインクは、同社が "日本では売り場で存在感を失いつつある水性ボールペンの復活ともいえるような、革命的なペン" とまで豪語するインクです。POA界面活性剤により筆記摩擦抵抗を下げ、耐水性・耐候性に優れた顔料を使用している他、紙面に浸透していく顔料粒子を引き寄せる「引き寄せ粒子」なるもので、にじみや裏写りのない明瞭な描線を実現しているとのこと。
ラインナップは以下の4種があり、リフィル(各132円)は共通。筆記幅は0.38か0.5となっています。
●シグニチャーモデル
(上記画像左から1番目)高級モデルとなる「シグニチャー」はキャップ式で、閉じ状態ではコンパクトになる仕様。絞られた軸デザインや、着脱にマグネットを採用したキャップが「クルトガダイブ」を思わせます。キャップ式ゆえかペン先はブレを抑制できる構造となっているようです。重心は筆記時に中央部になるように設定されています。
軸色はシルバー(筆記幅0.38ミリ)とメタリックブラック(同0.5ミリ)。価格は各3300円税込。
●フローモデル
(上記画像左から2番目)「フロー」は同社の「uniball ONE」に近いデザインですが、グリップ部にあるまいとしたアルミが使用されているミドルクラスモデル。ノック式。可動式のクリップはやはり「uniball ONE」を思わせます。
カラバリは筆記幅0.38ミリのモデルがフローライト、アガットの2種。0.5ミリのモデルがジェードとヘマタイトの2種。クリップのカラーも軸色に合わせてあります。価格は各1100円税込。
●スタンダードモデル
(上記画像左から3番目)「スタンダード」はノック式普及モデルですが、豊富なカラバリ、ラバーグリップ、再生樹脂の使用が特徴。上軸は「フロー」と同一のようです。
カラバリは0.38ミリモデルがクラウド、ラベンダー、アドビ、シーの4種。0.5ミリモデルがコースタル、カナリア、アイボリー、ミストの4種。価格は各275円税込。
●ベーシックモデル
(上記画像左から4番目)「ベーシック」は最もシンプルなモデルで、デザインは「スタンダード」と同一。グリップにラバーコーティングはされていないようです。
0.38ミリ、0.5ミリともインク色に黒、赤、青の3種があり、軸色はそれに対応したパステルカラーとなっています。価格は各275円税込。
[三菱鉛筆(プレスリリース 『uniball ZENTO』順次店頭展開開始)]
※海外バージョンの並行品が表示される場合がありますのでご注意ください