サクラクラフトラボより |
SAKURA craft_lab 009
サクラクレパスの高級デザイン筆記具サクラクラフトラボ(SAKURA craft_lab)の新作となる「009」(ゲルインクボールペン)が登場しました。
本作の特徴はステンレス製の軸デザインで、シルエットはシンプルですが、表面にパンチング加工を施したような無数の穴が空いているのが見どころです。これは「3Dフォトエッチング加工」によるもので、調べてみると、株式会社 東京ミクロが開発した加工法のよう。同社によると"曲面にも美しく繊細な加工ができる" そうです。
また、軸は2重構造となっており、無数の穴から内軸のビビットなカラーが覗くことで、ステンレスの冷たい印象とのコントラストを生んでいます。この点は、アクリルと真鍮の組み合わせで色味に奥行きを創り出した「002」に近いコンセプトと言えるかもしれません。
さらに口金も他のモデルのようなシンプルな円錐型ではなく、二段落ちや縦の切り込みを入れた個性的な造形となっています。
一方でアンティークメガネをイメージしたというクリップや頭冠上面の桜マークなど、シリーズを象徴するデザインも取り入れられています。
ペン先の出し入れは頭冠をひねって行うツイスト式。頭冠は軸と一体感のあるシンプルなデザインです。また、クリップも頭冠側面に付いており、ポケットに深く差せるいわゆるディープキャリークリップです。
カラバリとして、ステンレスの輝きそのままのアステロイドシルバーと、(つや消し?)黒系のネビュラブラックの2種。内軸は前者がオレンジ系、後者がイエロー系のようです。
サイズは全長140ミリ、軸径11ミリ。重量は30グラムです。
初期装填リフィルのインク色は水性顔料ゲルインキのブラック(水性顔料ゲルインキ)。
価格は各16500円税込。全国文具店・書店等で2024年12月中旬より発売。
[サクラクラフトラボ(009)]
※今回もネット販売なし?
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