英国版と比べ、アグレッシブなアウトドアギアのラインナップが増えている米国TRUEブランド(Alliance Consumer Group)より、新作ナイフが発売されています。
Sawback Machete
「Sawback Machete」は、マレー諸島で広く使われるナタであるゴロク(あるいはパラング)を意識した、やや湾曲した刀身を持つマチェット(マシェット)です。
鋼材は3Cr13スチール、表面にはブラックオキサイド処理が施されています。刃部はホローグラインドです。また、背側にある鋸刃は、引いたときに切れる引きノコとなっています。
頑丈なフルタング構造ですが、グリップ材がタング全体を包み込み、両側からボルトどめされています。このグリップ材はPPと弾性のあるTPRの複合で、表面にはTCC MaterialsのTraxGrip™によるテクスチャ‐加工が施されグリップ力を高めています。また、一体となったヒルトやフィンガーチョイル(人差し指を置く部位)でコントロールしやすくなっています。
全長は546.1ミリ、刃長は419.1ミリで、鋸刃部分の刃長は342.9ミリとなっています。
シースは600Dのポリエステル製で、PP製ライナーで形が保たれます。
価格は29.99ドルと、リーズナブルな同ブランドの製品としてもかなりお安くなっています。
TRUE Sawback Machete (16x9) from Alliance Consumer Group on Vimeo.
MAAR Cleaver Flipper Knife
もう一つの新作「MAAR」は、モディファイされたクリーバー(肉切り包丁)スタイルのブレードが特徴となるフォールディングナイフ。NAAR(マール)とは火山噴火によって生まれる地形ですが、ブレードスパインやハンドルの面取りがこの地形を連想させることから製品名の由来となっているようです(すみません、公式サイトの説明を見てもよくわかりませんでした(^_^;))。
鋼材はD2で、ブラックオキサイド加工を施した上でストーンウォッシュされています。オープン時のロック機構はライナーロック式。昨今のフォルダーではスタンダードとなったフリッパーとピボット内のボールベアリングもあり、片手で素早くオープンできます。
ハンドル材はG10。ポケットクリップはもちろん深く差せるディープキャリータイプで、ハンドルの両面に付け替え可能。携帯時は刃先が上を向くチップアップスタイルです。
サイズはオープン状態で全長228.6ミリ、クローズ時は139.7ミリ。刃長は88.9ミリです。
価格は49.99ドル。
TRUE - MAAR Cleaver Flipper Knife (16x9) from Alliance Consumer Group on Vimeo.
[TRUE(ACG Brand)(Sawback Machete)]
[TRUE(ACG Brand)(MAAR Cleaver Flipper Knife)]
※記事作成時、ご紹介の製品は国内入荷なし