※Amazon ※CA-500WE-7BJF ※A168WEHA-9AJF
カシオのスタンダードでレトロな時計シリーズから、70年代と80年代電卓をモチーフとした2機種が「Heritage Colors」として発売されます。
ベースとなるのは、近年再注目を浴びた電卓型モデルにシックな金属バンドを組み合わせた「CA-500」と、チプカシのスタンダードモデルとしても親しまれる「A168」です。
「CA-500」
「CA-500」ベースのモデルは1971年発売の「CQ-1」をイメージし、当時のカラーからレッド、イエロー、ホワイトを差し色としてセレクトした3種がラインナップ。このうちイエローのモデルみ、ケースとバンドがガンメタとなっており、他はシルバーです。機能表記のフォントなども「CQ-1」をイメージしたものになっている他、液晶は当時の電卓の蛍光表示管を思わせるグリーンの反転液晶となっています。
モチーフとなった複合電卓である「CQ-1」は「でんクロ」の愛称で呼ばれ、クロック、アラーム、ストップウォッチ、時間計算機能を搭載し、同社の複合機能開発の源流となった製品だそうです。
公式オンラインストアでの価格はレッドの「CA-500WE-4BJF」とホワイトの「CA-500WE-7BJF」が8250円税込、イエローの「CA-500WEGG-9BJF」が10450円税込。
「A168」
「A168」がベースのモデルは1983年発売の「SL-800」をモチーフにしています。ゴールド基調にベージュと赤のラインの「WEHA-9AJF」と、ブラックの盤面にイエロー、レッド、ブルーの差し色を入れた「WEHB-1AJF」の2種で、こちらも機能や型番表記はネタ元の再現だそう。いずれも80年代的なデザインが際立っています。ケースと金属バンドは「WEHA」がシルバー、「WEHB」がガンメタとなっています。
デザインモチーフの「SL-800」はクレジットカードサイズの電卓で、表示桁数は8桁、厚さわずか0.8ミリ、重さは12グラムでした。小型化を極めた電卓として歴史的にも価値ある製品であり、"カシオが最先端の高密度実装技術を確立する基礎となった" そうです。国立科学博物館の2013年度重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録された他、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収蔵されています。
公式オンラインストアでの価格はシルバーケースの「A168WEHA-9AJF」が7150円税込、ガンメタケースの「A168WEHB-1AJF」が9350円税込です。
[CASIO(CASIO CLASSIC HERITAGE COLORS CA-500)]
[CASIO(CASIO CLASSIC HERITAGE COLORS A168)]