2023/10/26

書く・消す余裕なトンボのシャープペンシルに高級バージョン「モノグラフ ファイン」

トンボのモノグラフシリーズのシャープペンシルにハイクラスモデルが加わりました。廃盤となった製図用シャープ型「モノグラフ ゼロ」の実質的な後継品と思われます。

2014年に登場したトンボの「モノグラフ」は、振ることでノックできる「フレノック機構」、それをキャンセルする「フレロック機構」を内蔵し、さらに軸尾には回転繰り出し式のMONO消しゴムが搭載されているのが特徴のシャープペンシルです。書く/消すの機能を妥協なく両立しており、主に学生層から支持を得ているそうです。注意:新作「モノグラフ ファイン」にはフレノック・フレロックは搭載されていないようです。

新たに登場する「モノグラフ ファイン」は、デザインと質感をより洗練させた高級バージョンです。

グリップから口金(先軸)は金属素材の一体部品で、低重心化されています。口金は先端に向かって4段階の段付き加工が施されており、その内2段は富士山型の逆アールのテーパーをかけています。この緻密な加工により、ペン先や紙面の見通しを良くしています。

また、グリップ部分の表面はソフトフィール塗料(触感塗料)で塗装されており、金属部品でありながら皮革製品のような手触りを実現しています。この手のコーティングは劣化が懸念されますが、このソフトフィール塗料は対加水分解性に優れ、ベタつきも発生しないとのことで安心です。

ノックボタン内にはMONO消しゴムの回転繰り出し機構を搭載。使用する消しゴムは直径3.6ミリ、長さ30ミリ(実用23ミリ)のスティック型。この消しゴム機能を使用する際は、重力によって内部パーツが移動し、シャープペンシルのノックボタンがロックされます。そのため、消しゴム使用中にノックされてしまう心配が無くなります。替えの消しゴム(ER-MGL)は3本入りで110円税込で販売されます。

金属製のクリップは長さ30ミリ、幅5ミリと小振りにしており、手に当たりづらくなっています。

本体サイズは全長148.4ミリ、軸径10ミリ、最大幅13.3ミリ。重量21.9グラム。

軸のカラーバリエーションはシルバー、またはブラック。ほぼ単色のシックなデザインですが、軸後部にはMONO消しゴムのお馴染みの青・白・黒が配色されています。使用芯径は0.5ミリ、または0.3ミリの2種。価格は各種1210円税込2023年10月31日から順次発売

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[トンボ鉛筆(モノグラフ ファイン)]

[トンボ鉛筆(プレスリリース)]