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2014年設立の中国フラッシュライトメーカー ACEBEAM（エースビーム）の意欲作が登場しています。
銃器の赤外線レーザーデバイスのような、ハンディながら幅広なデザインが目を引く「Terminator M1」（以下「ターミネーター」）は、LEDとLEPの2種類の光源を搭載したフラッシュライトです。サイズは104×63.4×35.2ミリ。重量は電池込み304.6グラム、電池除いて232.2グラムとなっています。
LEP（Light Emitting Plasma）は、さらなる普及が期待される米・Luxim社による高輝度照明です。プラズマを利用した光は演色性が高く、発光効率も良く省エネ、光の損失も少なく指向性が高くなります。また、LEDと比較した場合、同等かそれ以上の寿命が期待でき、光が均一且つ霧などでも貫通しやすく、虫も寄り付き難いなど様々な長所を持っています（参考：OLIGHT公式ブログ）。
「ターミネーター」に搭載のLEPは、ターボモード時最大で700ルーメンを発揮します。さらにヘッドを回すことでレンズの焦点を調節でき、照射角3°から16°まで変えられます。700ルーメンは3°にした場合の光束で、照射距離は最大1600mを誇ります。16°の場合、光束は最大400ルーメン、照射距離600mとなります。
LEPモードでの細かい仕様は以下。
●最小照射角
- Turbo：700～300ルーメン 110秒（＋1時間50分） 照射距離1600ｍ
- High：250ルーメン 2.5時間 照射距離990m
- Low：100ルーメン 5.5時間 照射距離650m
- Strobe：700～300ルーメン 120秒（＋4時間5分） 照射距離1600m
●最大照射角
- Turbo：400～180ルーメン 110秒（＋1時間50分） 照射距離177m
- High：150ルーメン 2時間30分 照射距離118ｍ
- Low：50ルーメン 5時間30分 照射距離91m
- Strobe：400～180ルーメン 120秒（＋4時間5分） 照射距離177m
LEPモードとLEDモードの切り替えは、メインのパワースイッチとは別のファンクションスイッチで簡単に変更できます。「ターミーネーター」に搭載されるLEDは、クールホワイト6500k（最大3500ルーメン）か、または日亜の高演色LED 519A NW5000K CRI90（最大2300ルーメン）のいずれかを選択できます。いずれの場合も本体に3発搭載されています。また、いずれのLEDもムーンライトモードでは2.8日間点灯します。
電源にはACEBEAMブランドの21700リチウムイオンバッテリー（5000ｍAh）を搭載。充電はバッテリーのUSB-Cポートから行います。本体側にはバッテリー残量インジケーターもあります。
「Terminator M1」は公式サイトで価格279.90ドルで販売中ですが、2999個の限定製品となるようです。国内Amazonにも製品ページがあり、当記事作成時は在庫切れとなっていますが、すでに販売されたのか不明。ACEBEAM JAPANの公式X（旧ツイッター）の7月のポストでは、『アマゾンでも近日発売予定』としていました。
[ACE BEAM（Terminator M1 Dual Head LEP Flashlight (Limited Edition)）]
※記事作成時、ご紹介の製品は以下に入荷なし