2020年にキックスターターで話題となったライターが国内でも購入可能になっていました。
DISSIM - Inverted Lighter
「DISSIM(DISSIM - Inverted Lighter)」は、フロリダのクリエイターチーム Dissimによってデザインされたライターです。2020年4月にKICKSTARTERでローンチし、7000人を超えるバッカーから3500万円以上の支援を集めています。
特徴となるのはユニークなグリップデザインと着火部の傾斜、それによって下に向けての着火が容易な点です。
一般的なライターでは、キャンドルなどに灯す際、本体を下向き(あるいは斜め)にしなければなりませんが、操作がし難くなり、火が指に触れて火傷をする危険もありました。
「DISSIM」はこうした問題の解決策として、着火口のある面が傾斜しており、逆さにして着火しても火が上方に逃げやすくなっています。また、着火口は着火ボタンから離れているのに加え、独特なグリップの穴に指を通せば、逆さにした際に火が指に当たるリスクが減り、安全快適に使用できます。
燃料としてブタンガス(充填量2g)を使用し、着火は電子式。グリップ側面にガス注入口があり、燃料確認窓も備えています。大きめのダイヤルにより、火の大きさも簡単に調節可能。
寸法は全長約89ミリ、幅約45.7ミリ、厚さ約15.2ミリ。比較的大型のライターと言えるかもしれませんが、丸みを帯びたデザインでポケットへの収まりはよさそうです。特徴的なグリップのホールは内径約16.7ミリとなっています。
材質名は不明ですが、上部は金属(キャストメタル)、おそらくホール周りも金属が使用されています。
カラーバリエーションはグレーの通常モデルが登場後、さらにブルー、グリーン、レッド、オレンジ、カッパーが加わっています。いずれも本体上部とホール周りの色が統一されています。公式サイトでの価格は、通常モデルが48ドル、その他のカラーが各色56ドルとなっています。
また今年、新たなバリエーションとして、着火口2つを備えたダブルターボライター(Dual Torch Lighter)版が発売されています。こちらは着火口にカバーが付き、着火ボタンを押すと跳ね上がる仕組みのようです。カラーはガンメタに近く、ヘアラインが入っているようです。こちらの公式サイトでの価格は88ドル。
国内でも販売中
「DISSIM」は、AS2OVなどを手掛けたUNBY( アンバイ) 株式会社による公式ショップ「アンバイジェネラルグッズストア」など、いくつかのショップに入荷しています。
いずれのショップも通常のグレー版のみの扱いで、今のところ他のカラバリとターボ版はない模様。価格は5500円~となっています。
[DISSIM]
[DISSIM - Inverted Lighter(KICKSTARTER)]
[ UNBY GENERAL GOODS STORE (DISSIM ディシム Inverted Lighter ライター)]