これまで、銅や真鍮素材で経年変化を楽しめる様々な筆記具を作ってきたystudioですが、新作はアクリル樹脂をメインに真鍮の先端を加えた比較的リーズナブルな「Resin」シリーズです。
万年筆とローラーボールがあり、どちらもこれまでの同ブランドの筆記具と同じく六角軸。口金（首軸）は金色の地肌が映える真鍮製となっており、樹脂部との継ぎ目には段差がなく、スムーズにテーパーが掛かっているため、美しいシルエットになっています。とくにローラーボールの先端は鉛筆削りで削ったような佇まいです。
キャップも六角形でクリップなしのシンプルな形状。キャップを閉じると口金や首軸の真鍮も見えなくなるので、さらにシンプルさが引き立ちます。
ちなみに軸は樹脂部分にも真鍮のインナーが通っているようで、これにより適切な重量バランスになっています。
ローラーボールはリフィルにシュミットの888Fを使用し、価格は980新台湾ドル（約3436円）。
万年筆はやはりシュミットのニブを使用し、筆記幅はMかFが選べます。カートリッジはヨーロッパ標準タイプを使用します。価格は1980新台湾ドル（約6942円）。
両モデルとも、樹脂部のカラーはホワイト、レッド、ブラックの3色が選択できます
ystudio製品は国内ではプリコが取り扱っているため、国内発売も期待できそうです。
[ystudio (台湾)]
※記事作成時、ご紹介の製品は国内未入荷