2018/04/11

マシンエラによる筆記具の新ブランド Makersetが誕生 ボールペン新製品もアリ

リッチモンドのEDCギアメーカー マシンエラ(Machine Era)が、筆記具用ブランドとなるMakersetを立ち上げ、新製品を発売しています。
バージニア州リッチモンドにあるマシンエラは、高品質なキャリーグッズをデザイン・製造するメーカーです。一部の製品は国内でも輸入販売されています(→過去記事)。


マシンエラによって新たに設立されたMakersetは筆記具専門のブランドであり、すでに既存の筆記製品はこちらのブランドでの販売となっています。さらに、KICKSTARTERにて新作のペンが目標額を達成しています。

新作となるのはField Pen Compactで、以前紹介した前作Field Pen Originalよりもコンパクトに仕上げています。
オリジナルは全長が111.25ミリのEDC向けの小型ペンでしたが、新しいコンパクトはさらに短く104.14ミリです。直径は10.16ミリで変わらず。



ペン先の出し入れはオリジナルではボルトアクション式でしたが、コンパクトではより直感的なノック式を採用しています。そのため、メカの一部にプラスチックパーツが使用されていますが、耐久性に問題がないか充分にテストされており、機構には生涯保証も付いています。
ノックボタンは数回転させるだけで内部機構やリフィルごと取り出すことができ、数秒でリフィルの交換が可能です。使用するリフィルは小型の本体に合わせたD1規格のもので、製品にはシュミットのS635が付属しています。

軸は他の製品と同様に金属からの削りだしで、ステンレス、真鍮、またはブラックDLCコートされたステンレスの3種が選べます。また、クリップは全種で7000系のアルミが使用されます。

Makerset Field Pen Compactは、キックスターターでのキャンペーンが終了し、現在は公式サイトにてプレオーダーを受け付けています。価格は真鍮が38ドル、ステンレスが42ドル、ブラックDLCが46ドルとなっています。


マシンエラの製品は、現在国内では株式会社ディティールによる取扱いがありますが、一部の製品にとどまっています。筆記具で購入可能なものは、ネジ式キャップのローラーボールであるmachine ERA pen(下画像)のみです。この機会に国内ラインナップが充実したらいいですね。

※楽天 こちらはmachine ERA penです


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